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北中部地方タインホア省から南中部沿岸地方フーイエン省までの一帯で発生した豪雨により、12日17時までの統計で13人が水に流されるなどして死亡し、1人が行方不明になっている。
ベトナム国立水文気象予報センターによると、北中部地方クアンビン省からフーイエン省までの一帯では今後数日にわたり豪雨が続くことが予想され、16日までの間に観測される雨量は300~500mmに達するものと見込まれる。
これにより、クアンビン省からフーイエン省までの一帯では川が増水し、山岳地帯では鉄砲水や土砂崩れが、低地では洪水が発生する可能性がある。
川の増水が続く中、南中部沿岸地方クアンナム省にあるフーニン灌漑湖を運営するクアンナム灌漑開発社は、湖の決壊を防ぐため12日から水門を解放し、同省タムキー市などの広域で町や農地に大量の水が流れ込んだ。