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ホーチミン市で25日、「2030年までのホーチミン市地域建設計画及び2050年までのビジョン」修正案についての会議が開催された。ホーチミン市地域は、同市と同市周辺のドンナイ省、ビンズオン省、ビンフオック省、バリア・ブンタウ省、タイニン省、ロンアン省、ティエンザン省の8省・市から成る。
ホーチミン市地域開発計画は、2008年に承認されたが、その後の経済社会状況の変化を受けて、2014年に首相が修正を指示していた。修正案は、各先進国のホーチミン市と同様の規模や役割を担う都市圏を参考にして作成された。
修正案によると、ホーチミン市地域は人口約1900万人(全国の21%)で、国際交通の要衝となる。同地域の域内総生産(GRDP)は国内総生産(GDP)の41.8%、輸出額は全国の51.04%、収税額は全体の59.57%を占めると想定されている。
ホーチミン市地域には4つのサブ都市エリアが設けられる。ホーチミン市、ロンアン省の一部、ビンズオン省の一部、ドンナイ省の一部の4か所で、合計面積は約5163.92km2、2030年の人口は約1570万人、都市化率は85~90%と計画されている。