(C) tuoitre, Che Than 写真の拡大. |
南中部沿岸地方ビントゥアン省トゥイフォン郡ビンタン村にある第4ビンタン石炭火力発電所で7日午前11時頃、爆発音と共に煙突から出火し、黒煙がもうもうと上がる事故が発生した。
現場に居合わせた多くの作業員は四散して外に避難したが、少なくとも2人が火傷を負った。発電所の責任者によると、試運転を行っている最中に事故が発生したが、物的被害は限定的だという。通報を受けて複数の消防車が現場に駆けつけ、鎮火にあたった。当局は発電所を封鎖し、原因究明を急いでいる。
同発電所は2014年に着工され、2018年に稼動を開始する予定。投資主を務めるのはベトナム電力グループ(EVN)傘下の第3発電総公社(EVN Genco 3)で、投資総額は36兆VND(約1800億円)。同発電所の出力は1200MW、年間発電能力は72億kWhとなる。