(C) laodongthudo |
労働傷病兵社会省海外労働管理局は、マレーシア当局が製造及び建設、農業の3分野でベトナム人を含む外国人労働者の受け入れを再開したことを明らかにした。同局は各労働斡旋企業に対し、労働者にとってより良い待遇及び労働条件での契約締結を促している。
ベトナムは2002年4月にマレーシアへの労働者派遣を開始し、これまでに6万人余りの労働者を同国に送り出した。手数料は1人あたり1000~1200USD(約10万2000~12万2400円)と低く、求められる語学力や能力もさほど高くないため、特に農村部や山岳地帯、少数民族の人々に適した市場となっている。
ベトナム人労働者の勤務が認められていたのは警備以外の業種で、多岐にわたる。しかし、マレーシア当局は外国人労働者受け入れの見直しに向けて、2016年2月からベトナム人労働者を含む外国人労働者の受け入れを一時停止していた。