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南中部沿岸地方ビントゥアン省フークイ島から北に10~20kmの空域で16日午前11時35分ごろ、訓練中だった空軍戦闘機、露スホーイ(Sukhoi)社のSu-22型機2機が衝突し、海上に墜落する事故が発生した。
2機は同日、南中部沿岸地方ニントゥアン省ファンラン・タップチャム市のタインソン空港(ファンラン空軍基地)を出発し、ニントゥアン省とビントゥアン省の境域辺りで連絡が途絶えた。
20日朝までに海上で戦闘機のエンジンや翼など複数の残骸が見つかっており、同2機は深さ30m以上の海中に沈没したことが確認されているが、具体的な地点はまだ特定できておらず、操縦士2人も行方不明のままとなっている。
なお、空軍と海軍は、金属探知器を設置した特殊船舶をはじめとする複数の船舶を出動し、捜索活動にあたっているが、同海域は海流が強く珊瑚礁も密集しているため、作業は難航している。