(C) ictnews |
15日に発生した、東南部バリア・ブンタウ省から香港までを結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」の切断事故で、1日夜にケーブルの切断部分2か所の溶接作業が完了し、2日午前8時ごろより、ベトナムから海外へのインターネットアクセスが完全に復旧した。予定よりも3日早い復旧となった。
当初の予定では、台風など天候の影響で作業を行うことができないとして溶接作業の完了は10月4日の見通しとなっていた。その後、計画を前倒して10月1日に完了すると報じられたが、9月29日に新たな切断箇所が見つかったため、インターネットアクセスの完全復旧は10月5日正午ごろまで遅れると見られていた。
通信事業社各社は、ケーブル切断事故発生後に設定していた迂回ルートからAAGへと接続ルートを戻す作業を行った。2日午前の時点でインターネットの接続スピードはほぼ回復していたが、一部の通信事業社では3日夜まで復旧作業を行うため、完全復旧は4日になるとしている。