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ハノイ市ホアンキエム区人民委員会のブー・バン・ビエン主席は、旧市街住民の移住先となるロンビエン区ベトフン都市区の集合住宅区を年末に着工すると明らかにした。
集合住宅区は9階建ての団地16棟と15階建ての複合団地(商業施設・公共施設・集合住宅)1棟から成る。約30%の移住世帯が各団地の1階で店舗を開けるように配置する計画。まず2棟を建設する。全体の完成は2016年になる予定だ。
自主的移住の対象は1人当たりの居住面積が5平方メートル未満の世帯で、移住する人数に合わせた面積の集合住宅を優遇価格で購入できる。この政策は多世代同居世帯が別居する場合にも適用される。現時点の自主的移住登録者数は明らかにされていない。
この移住事業は、旧市街の人口密度を1ヘクタール当たり823人(2010年)から2020年までに500人に引き下げることを目標としている。そのためには約6550世帯の約2万6200人の移住が必要となる。ビエン主席によると、移住後に舞い戻る人のないよう元の家屋の管理に関する規則を作成し、違反者は厳格に処分するという。