(C) Tuoitre, ドイツ人ジャーナリスト、ローター・A・バルトラッシュ氏 |
ドイツ人ジャーナリストのローター・A・バルトラッシュ氏(51歳)はこのほど、ドイツからオートバイで1万5000キロを走行し、ベトナムの北中部クアンチ省チエウフォン郡にある貧困地区を訪問した。同地区では、国際NGO団体「ワールド・ビジョン」の地域開発プログラムが展開されている。8日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
同氏は5月17日にドイツのルール地方シュヴェーアテを出発し、ポーランド、ラトビア、ロシア、モンゴル、中国、ラオスを経てベトナムへ到着した。
同氏は7月9日から11日までの同郡滞在中に、「Road to Huyen」と名付けられたこの旅の最も重要な目的である、Huyenちゃんとその家族との面会を果たした。一家は同郡で暮らす貧しい農家で、ワールド・ビジョンの地域開発プログラムの支援を受けている。同氏はこのほか、同郡の幼稚園、小学校、障害者児童のいる家庭などを訪問した。
同氏はドイツの放送局Antenne Unnaのアナウンサーで、これまでに1万6000ユーロ(約208万円)をワールド・ビジョンに寄付している。この寄付金は同郡の学校建設に使用されたという。