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人口・家族計画化総局ホーチミン支部はこのほど、結婚前の健康診断の義務付け及び34歳未満の出産奨励に関する規定を設けることを同市人民委員会に提案した。8日付VNエクスプレスが報じた。
同支部によると、上記の2案は改正人口法令の策定に関連して、提案されたものだという。同支部は、夫婦が結婚後に幸せな家庭を築いていくためには、結婚前の健康診断の義務付けが不可欠としている。現在、多くの夫婦が相手の健康状態を気にせず結婚した結果、夫婦のいずれかが何らかの病気を患っている割合が全体の20~30%にもなるという。
同支部はこの他、34歳を超えた女性の出産は母体と胎児への負担が増すとして、34歳未満の出産を推奨していく必要があるとしている。
なお、上記2案については人口・家族計画化総局の内部からも慎重に検討していかなければならないとの意見が多く出ており、実現は難しいとの声が多数挙がっている。