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「経済状態が良くなって、多くの家庭が子供に気軽に携帯電話を買い与えているため、現在ほとんどの中学生や高校生が携帯電話を使っている。だが、学校への持ち込みについては弊害が多い」と読者が意見を寄せた。22日付ダイドアンケット紙(電子版)が報じた。
中高生というのは、友達の真似をしたり、張り合ったりしたがる年頃だ。誰かが携帯電話を持っていれば、自分も同じように持ちたがる。多くの生徒は携帯電話を家族に電話したりメールを送るなど必要な連絡手段としてよりも、音楽を聴く、ゲームで遊ぶ、インターネットや友達との電話やメール交換など遊び道具として使用している。
何よりも学校側が頭を抱えているのは、生徒達が学校で友達や教員の言動をこっそりと録画や録音して、ネット上にアップすることだ。さらに携帯にアダルト動画を入れて見せ合う、嫌いな教員に嫌がらせの電話やメールをする、授業中も公然と携帯を使うなどの問題が起きている。
こうした状況を改善するには、学校への携帯電話の持ち込みを禁止すると共に、生徒の保護者にも協力を求める必要がある。実際南中部クアンガイ省のレチュンディン高校などでは、今年初めに学校側と保護者が携帯の持ち込み禁止で合意している。これは各学校が参考にすべきモデルケースになるだろう。
※最終更新:2013年4月25日10:07JST