(C)VnExpress,Doan Loan、最年長のゴー・ビー・トさん |
UNESCO(国際連合教育科学文化機関)ハノイクラブの会員である10人の高齢者が22日、2か月間の自転車によるインドシナ半島周遊ツアーを無事に終了した。24日付VNエクスプレスが報じた。
10月20日にハノイ市を出発し北中部ハティン省まで南下、ラオス~タイ~ラオスを通過して北中部トゥアティエン・フエ省へ。中部高原地方コントゥム省からカンボジアに一旦入ってコントゥム省に戻り、その後はダナン市を通って北上、22日にハノイ市に到着した。
参加者の中で最高齢者のゴー・ビー・トさん(77歳)は、国内周遊を5回、タイにも2回のサイクリングツアーをしたことがあるという大ベテランで、今回のツアーの団長を務めた。外国でのツアーは言葉が分からず苦労したが、ベトナム大使館の協力のおかげで各地で歓迎してもらえたという。
3人の女性参加者の1人であるグエン・ティ・ハイ・アインさん(60歳)は、チュオンソン山脈の峠越えでは、10キロメートル以上自転車を押して上らなければならずつらかったが、上りきった後は満足感を味わったと振り返った。ツアーを終えたアインさんは「全てに打ち勝ったような気分です」と語った。