(C)tinmoi.vn, 歌を披露する生徒たち 写真の拡大 |
今も昔も生徒たちは面倒な数学の公式や定理を学ばねばならないものだ。しかし、北中部タインホア省タインホア市チュオンティー区第1ミンカイ小学校の生徒たちは、校長のあるアイデアのおかげで数学を楽しみながら学んでいる。ティンモイが報じた。
ホアン・スアン・カイン校長は、「小学生はじっとしていられない子が多く、数学の公式を学び問題が解けるようになるまでには時間がかかるだけではなく、面白くない。そこで楽しく学べるよう数学の公式を六八体詩にし、友人の協力を得てそれを歌にしたのです」と、歌を作ったきっかけについて話した。
六八体詩はベトナム伝統の詩で、6音節の句と8音節の句を交互に並べたもの。それを民謡などのメロディーにあてはめる。各句の最後は韻を踏んでおり、リズムが良く覚えやすいため、生徒だけでなく先生からも「生徒が集中するようになったので教えやすくなった」と評判は上々だ。
もちろん、同校の正規の授業は教育訓練省の定めた全国統一教科書に沿って行っている。カリキュラム外の時間にこれらの歌を教えており、始業式などのイベントでも披露している。
※最終更新:2012年12月12日10:54JST