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学校での暴力事件が後を絶たず、その様子を撮影した多くの動画がネット上にアップされている。この問題について、読者のグエン・ニャット・ナム氏が個人的に考えたこととして意見を寄せた。ナム氏によると、北部の生徒は罵りや暴力の度合いが南部より激しいという。ティンモイが報じた。
教育訓練省の統計によると、2011年に全国の12省市で384人の生徒が暴力事件を起こした。このうち東北部クアンニン省が169人を占める。また、違反を犯して処分を受けた生徒の数が151人と最も多いのは東北部ランソン省だった。生徒の暴力事件は、なぜ北部に多いのだろうか。
私(ナム氏)は南部と北部で、ほぼ同じ期間暮らした経験がある。生活していれば人との衝突は避けられないものだが、対応の仕方はその地方の文化の問題だともいえる。私が思うに、南部人は人を罵る時やけんかの時に北部人ほど残酷ではないと思う。北部の学校の暴力動画を見た南部人は、その悪質さや容赦のなさにお手上げ状態になる。集団で1人を相手にし、女子なら衣服をはぎとってヘルメットやサンダルで殴りつけ、男子なら相手が血を流すまで棒切れで殴りつける。