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東南部ビントゥアン省トゥイフォン郡にあるタウ山は、第2次世界大戦中に日本軍が4000tの金塊を埋めたと伝えられている。同省人民委員会は昨年、長年にわたって宝探しを続けているチャン・バン・ティエップさんに本格的な探査を許可したが、いまだ金塊は発見されていない。3日付グオイラオドン紙(電子版)が報じた。
タウ山は高さが100メートルにも届かない丘のような小さな山で、全体が藪で覆われている。ティエップさんは重機を導入し、10人ほどの作業員とともに土を掘り返しており、既に約2000平方メートルの探査を終えた。今は固い岩石層に当たって掘削が思うように進んでいないという。
ティエップさんは探査を開始するに当たり、終了後に現場を元通りに戻すことを約束し5億ドン(約192万円)を同省に預けた。しかし現場では、掘り出された土砂や岩石が積み上げられており、いつ崩れ落ちてもおかしくない危険な状態だ。また大雨が降れば山自体が崩壊する恐れもある。同省文化スポーツ観光局の担当者は、毎週現場を視察して安全を確保するよう指導していると述べている。