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南中部ビンディン省水産資源利用・保護支局はこのほど、クイニョン市の海岸沿いの海域に防護ネット、ブイ、信号灯などから成るサメ警報システムを試験的に設置した。19日付VNエクスプレスが報じた。
設置したのは、ホアンザーホテルから児童公園までの海岸沿いの海域。ここは常に海水浴客が多く、これまでに人がサメの攻撃を受けたことがある場所だ。ビンディン省によると、2009~2011年にクイニョン市の海域では、サメによる人への攻撃事件が少なくとも10件起きている。
ニャチャン海洋学研究所の科学者らは、サメの出現や攻撃を避けるには、海岸近くでの養殖を減らし、サメの危険に対する海水浴客の意識向上を図る必要があるとしている。具体的な注意としては◇早朝や夜に泳がない、◇水が濁っている場所で泳がない、◇負傷している場合は泳がない、◇きらきら反射する水着やアクセサリー類を身に着けて泳がない、◇小魚の群れや停留中の船舶の近くで泳がない、などを挙げている。