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南中部クアンナム省バックチャーミー郡にある第2ソンチャイン水力発電所の事業主を務めるベトナム電力グループ(EVN)傘下第3水力発電所プロジェクト管理委員会はこのほど、同発電所の貯水ダムで多数のひび割れが見つかったことについて、軍当局などと今後の対策を話し合った。VNエクスプレスが報じた。
当局は貯水ダムの補強対策を早急に講じるよう命じ、緊急時防災計画を策定するよう指示した。同発電所の安全性の検査を実施した建設省国家鑑定局とEVNは、安全性に問題なしとの結論を出しているが、外部の専門家からは安全性を疑問視する声が上がっていた。
これを受けEVNは、ひび割れが発覚した箇所を内側・外側の両側から調査し、補修工事を実施するため、管理委員会と国家電力調整センターに対し、貯水ダムの水位を下げるよう要請。雨季の前までに補修工事を完了させるようプロジェクト管理委員会に指示した。