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国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産委員会は、東北部フート省の伝統歌謡「ハット・ソアン」を緊急に保護する必要がある無形文化遺産として公認した。24日付VNエクスプレスが報じた。
インドネシアのバリ島で11月22日から29日まで開催されている無形文化遺産委員会で決定したもので、今回、無形文化遺産への登録候補に挙がったものの中で、最も高い評価を得たという。
ベトナム政府は、2009年の国家文化遺産保護戦略において、「ハット・ソアン」を緊急に保護が必要な無形文化遺産として登録するようユネスコに提案していた。
「ハット・ソアン」は、東北部フート省の村々で春に開かれる村祭りの期間中、公共施設の前で演じられる伝統歌謡で、ベトナムが建国されたとされるフン王(雄王)時代に発祥したと伝えられている。