ホーチミン市にあるチャンダイギア中学校の入学試験が6月29日と30日に実施され、3648人の受験生が入試に挑んだ。発表された試験結果によると、数学と英語で満点(10点)を取った学生はそれぞれ22人。一方、国語で10点を取った学生はおらず、9点を取った学生が1人のみだった。15日付ベトナムネットが報じた。
さらに、英語で5点以下を取った学生は全体の僅か1.54%だったのに対して、国語では40.6%もの学生が5点以下を取るという結果に終わった。
ベトナムでは、かねてより学生たちの母国語能力の低下が懸念されていたが、同市名門校の試験結果にも、それが反映された形だ。