中部高原地方ラムドン省人民委員会のフイン・ドク・ホア主席は13日、同省ダラット市の再計画をフランスの建築家らに委託することを明らかにした。ダラットはフランス植民地時代に避暑地として開発され、フランス人建築家が都市設計を行った。同地は都市設計がベトナムで最初に行われた都市として知られる。市の再計画はパリ都市計画設計研究所とフランス企業が担当する。
市内のフランス風建築物は、その歴史的意義が認識されず十分な管理が行われていなかったため、多くが老朽化が進んだり取り壊されたりしている。現在利用されているフランス風の古い邸宅は100軒ほどを残すのみとなっている。