北中部タインホア省のマー川に架かるハムロン橋の修復が21日に完了した。この橋は南北を結ぶ重要な交通路で、ベトナム戦争中は米軍の1000回以上にわたる空襲を受け、7万トン以上の爆弾を投下された。一方解放軍兵士と地元の人々はこの橋を守るために一丸となって戦い、米軍の戦闘機117機を撃墜した。特に1965年4月3日と4日の2日間の戦闘では、米戦闘機47機を撃墜する大勝利を飾った。
今回の修復は、この記念的大勝利から45周年を記念して実施された。修復費用は150億ドン(約7100万円)。ハムロン橋は戦後に元の姿に修復されたが、長い年月を経て傷みがひどくなり、人や車の通行に支障をきたしていた。