ホーチミン市職業紹介センターのチン・ティ・クイン・チー所長はこのほど、来年同市で失業保険の登録をする人が24万人に上るとの予測を明らかにした。これは同市の総労働者数の8%に相当する。
現在同市では約127万人の労働者が失業保険に登録しており、これらの労働者は来年1月1日から失業した場合に失業保険の支給を受けることができる。しかし登録を予定している人が多数にわたり、同センターの人員や管理ソフトでは対応が間に合わない可能性があるため、失業保険の支給手続き事務も停滞する恐れがあるとしている。
このため同市では、市内5カ所(▽7区▽トゥードク区▽ビンタン区▽クチ郡▽ホクモン郡)に失業保険の登録受け付け所を設けることにしている。