北部ビンフック省ビントゥオン郡ギアフン村で7日午後8時ごろ、400~500人の村民が同村人民委員会事務所を取り囲み、れんがや石を投げつけて同事務所の窓ガラスを割ったほか、同村人民委主席の自宅にも石を投げ入れる騒ぎが起きた。
この騒ぎの発端は、6日午前9時ごろ電気代滞納を理由に村民の自宅の電気が止められたことにある。しかしビントゥオン郡警察のレ・バン・タン署長によると、村民と同省電力局との間では以前から電気料金についてもめており、数カ月電気代が滞納されたままになっていたという。
ギアフン村人民委はビントゥオン郡人民委に意見を求めるとともに、村の予算から2900万ドン(約13万9000円)を立て替え電気代として納付した。そのため村民の自宅には8日昼までに電気が再び供給されている。