ホーチミン市の一部の学校がHIV感染児童を差別した問題を受け、教育訓練省は7日、全国各地方の教育訓練局に対しHIV/エイズ防止法と教育現場でのHIV/エイズ防止強化に関する教育訓練相指示を厳格に実施するよう通達した。
同省は各教育訓練局に対し、HIV/エイズ防止についての生徒と教員の知識や意識を高める啓もう活動に加えて、HIV感染者や感染児童に対する差別をなくすことを目的とした具体的な計画を策定するよう求めている。さらに各学校には、生徒が友愛の心を持ってHIV感染者の気持ちを理解できるよう教育し、HIV感染児童が健常児童とともに教育を受ける権利を保証する責任があるとしている。