東南部ドンナイ省チャンボム郡の国道1A号線上にあるザウザイ車両重量計測所は業務を開始してから5カ月が経過したが、過積載の車両を発見して橋や道路を守るという目的は果たすことができていない。
原因の一つは、多くの道路が接続している国道1A号線上に計測所が設置されているため、過積載の車両が容易にう回ルートを通行できるからだ。ドンナイ省道路水路管理区によると、計測所が業務を開始してからこれまでに、う回ルートを通行する過積載車両により約46キロメートルの道路が損壊したという。損壊が激しいのはチャンボム郡、トンニャット郡、カムミー郡、ロンタイン郡の道路で、損害額は約700億ドン(約3億7000万円)に達している。