教育訓練省は16日、小中高生と大学生の制服・礼服について規定する通知の草案を発表した。それによると、女子生徒・学生の制服としてアオザイまたはスカートを採用できるとしているが、アオザイの着用は高校生以上に限られ、スカートの場合はひざを覆う長さが必要で短過ぎるものは禁止されている。また、男女を問わず、かかとにストラップのないサンダルの着用も禁止されている。
小中高生と大学生の制服には、ズボン、シャツ、冬用上着、靴、かかとストラップのあるサンダル、校章が含まれる。制服は、身なりを整えるものであるとともに、年齢・民族文化・学校の伝統などにふさわしいものであることが求められている。また、気象条件や経済社会条件などの要素についても考慮される必要があるとしている。それぞれの学校の制服の決定権は校長にあり、学校の予算と保護者からの寄付で費用を賄うとしている。