ベトナム道路局は17日、国道1号線の交通安全を確保するため5月1日から6月末まで路肩の不法占拠の強制排除を試験的に実施すると発表した。ハノイ市~北部ニンビン省ニンビン市、北中部ゲアン省ビン市~中部フエ市、中部ダナン市~南中部カインホア省ニャチャン市、東南部ニントゥアン省~ホーチミン市の4区間で実施する。
路肩の不法占拠物撤去作業は、今年7月から2010年にかけては全国の国道で、また2010~2020年には全国の道路で実施する予定。同局によると、国道1号線だけでも7万7000カ所の違反個所が見つかっており、その撤去費用は14兆ドン(約900億円)に上るという。