メコンデルタ地方アンザン省教育訓練局はこのほど、省内の小中学校生徒の不登校状況を明らかにした。それによると、不登校の理由で最も多いのは「学力不足」の27.1%で、次いで「就労のため」の21.2%、「貧しくて学費が払えない」の10%などとなっている。また「保護者が学校に通わせない」も5.4%に上っている。
同局は不登校を減らす試みの一つとして、子どもを学校に通わせない保護者には、優遇融資の拒否、街頭放送による氏名の公開、行政処分などの制裁措置を取る案を提示している。なお、同省の不登校生徒は現在、小学生1364人、中学生3935人。