ハノイ市警察と北部タイグエン省警察はこのほど、懸賞に当選したといううそのメッセージを不特定多数の携帯電話に送り付けて金をだましとっていたグループを逮捕した。
タイグエン市在住の男子大学生グエン・ベト・アイン(20歳)を主犯格とする数人のグループは、今年10月から大手携帯電話会社ビナフォンの名をかたって無作為に選んだ携帯電話番号に「3万ドン(約210円)の賞金が当たりました。○○というメッセージを○○番に送ってください」というメッセージを送っていた。これを真に受けた受信者が指示どおりにメッセージを送ると、1万5000ドン(約100円)の使用料がアインらの開設した口座に振り込まれる仕組みになっていた。
アインらは10月7日から11月18までの間に、受信者395人から422通のメッセージを受け取り、600万ドン(約4万3000円)以上の金をだまし取った。