東南部タイニン省総合病院で最近、2日間に2人の産婦が相次いで出産直後に死亡する事故が起きた。
同省ホアタイン郡在住のLさん(21歳)は出産のため11日午後11時に入院した。健康に特に問題はなかったが、出産後急に状態が悪化し翌日の午前7時過ぎに死亡した。誕生した双子の健康状態は芳しくなく、ホーチミン市の病院に転院して治療を受けている。また、同省チャウタイン郡在住のMさん(31歳)は13日午後10時に入院。同じく健康に問題はなかったが、分娩時にLさんと同様の症状が出て14日午前1時ごろに死亡した。赤ん坊も死産だった。
同病院のゴー・バン・ロン副院長によると、LさんとMさんの死亡原因は分娩時における急性の閉塞性疾患で、出産件数1~2万につき1件の割合で発生するという。同省保健局のチャン・バン・ベー副局長はこの2件の死亡事故について、関連機関が原因を調査していると明らかにした。