北部ハナム省公安は8日、今年7月に更正施設の入所者に暴行を加え、死亡させた疑いで、同省社会支援センターの職員6人を逮捕、および起訴した。
調べによると、センターの職員らが飲酒の疑いがあるとし、入所者の一人を呼び出して尋問を続けたが、飲酒の事実を認めなかったため、こん棒で何度も暴打し、気絶したところを手錠でベッドにつないだ。その後、しばらくして、職員の1人が手錠を外しに来たが何の手当ても施さなかったため、夜になり職員が夕食を運んできた時には既にこの入居者は死亡していたという。
同省公安は、センターでは日常的にこのような暴力が行われていたものと見て、引き続き捜査を続けている。