8日午後2時55分頃、東南部地方ブンタウ市沖約100kmを震源とする地震があった。この影響で、ファンティエット市、ブンタウ市、ビエンホア市、ホーチミン市など東南部地方の広い範囲で10秒程度の揺れを観測した。8日午後4時現在、これらの地震による被害は確認されていない。マグニチュード(M)は5.5と推定される。また同地方ではこれより早い午前0時15分頃にもマグニチュード5.1の地震が発生している。ホーチミン市を含むベトナム東南部地方では今年8月と10月に2度の地震を観測しているが、その中でも8日午後の地震が最も強く、市内全域で揺れを感じた。