毎年、テト正月期間中に暴走バイクが増加することを受け、ホーチミン市交通警察では暴走バイク検挙強化を目的とした新取締方法を実施する。
今回実施されるのは、反射塗料を充填したペイント弾を用いる方法で、パトロール中の交通警察官が暴走行為などや集会行為を行っているバイクを発見した場合、ペイントガンを発射し反射塗料をバイクに付着させるというもの。
これにより、これまでのように対象を特定せず追跡する方法から、まずペイントガンを発射し、バイクに反射塗料を付着させ取締りの対象を定め、他の取締り部隊に連携し検問や追跡により検挙する方法を採用する。
さらにこれまでのように数十台の暴走バイクに対しわずか数台の白バイが追跡し、結局見失ってしまい検挙できないというケースが減少するとみられている。
HCM市交通警察では、当初50丁のペイントガンを配備し、暴走バイクの検挙数改善につなげる計画。