夏休み中の小学校に17歳少女の腐乱遺体、かくれんぼ中に施錠か [三面]

　南中部沿岸地方ダクラク省クムガー郡エアクエ村(xa Ea Kue, huyen CuM’gar)にあるリートゥチョン(Ly Tu Trong)小学校の教室で19日、腐敗が進んでいる少女の遺体が発見された。

　通報を受けて現場に駆け付けた警察がすぐ捜査に乗り出し、遺体は同村在住のH’N・Nさん(17歳)と確認された。Nさんは少数民族で、生前は精神病を患っていたという。Ｎさんの家庭は経済的に余裕がないため、村の人民委員会が埋葬を支援した。

　学校側によると、同校は5月28日に修了式を開催。Nさんはその日に学校の敷地内に入って、教室に隠れていた際、それを知らない警備員が施錠して閉じ込められてしまった可能性があると見られる。

　Nさんの父親は、娘の姿が見えなくなった後、学校を訪れて娘を探したが、見つからなかった。夏休み中で教室は使用されておらず、修了式から3週間後、掃除のため教室を訪れた教師らによって遺体が発見された。

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