交通違反者に肉体関係強要の警官が停職処分―怒れる妻が告発 [三面]

　南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市の交通警察官が交通違反を犯した女性に肉体関係を強要した疑惑が持ち上がっている。同市警察は27日、問題の男性警官に対して停職処分を下した。

　停職処分を受けたのはN・C・A上尉。同市警察は現在、事実関係の調査を行っており、確認が終わり次第公表するとしている。

　ことの発端は18日、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)上に投稿された告発だ。それによると、交通違反でバイクの書類を押収されたK・NさんをA上尉がホテルに誘って「書類を早く返して欲しいなら言うとおりにした方がいい」と肉体関係を要求したという。

　地元メディアは、この告発をA上尉の妻H・Aさんによるものと報じている。H・Aさんは、夫とK・Nさんがホテルで性交渉に及んでいる現場に自ら踏み込んで証拠を押さえたと語っており、この件については、ロックト街区警察が書面にて記録している。

　H・Aさんは、夫が年初から複数の女性に対して肉体関係を迫る内容のメッセージを繰り返し送信していたことを発見。以降、夫の言動を事細かくチェックし、ついに尻尾をつかんで、SNSでさらし者にしたとのことだ。

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