ホーチミン：中心部のクラブ摘発、麻薬を多数押収 [三面]

　ホーチミン市1区警察の数十人と関連機関から成る偵察隊は27日早朝、同市1区グエンチャイ通り212番地(212 Nguyen Trai St., Dist.1)のクラブ「212クラブ(212 Club)」の立ち入り検査を実施した。同区警察は今月4日にも同クラブの立ち入り検査を行っている。　クラブでは、700人余りの客が大音響の中で酒と踊りに興じていた。捜査隊が店内を調べた結果、VIPエリアでビニールの袋に入った麻薬を多数発見、押収した。また、身分証明書の不携帯及び麻薬使用の疑いで100人近くを同区警察署まで連行した。麻薬検査の結果、男性8人と女性4人に陽性反応が認められた。　同市ではクラブの営業時間を24時までと規定しているため、同店が時間外営業を行っていたことも明らかになった。警察は同店に対し、時間外営業や消火設備の不備、非常口への障害物放置などの違反で処分する方針。警察は、引き続き捜査を進めている。

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