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[三面]

飛行中の機内で男児誕生、旅行中の英国人女性医師が助産

2016/03/09 05:03 JST更新

(C) dantri, サットンさん(左)とガーさん(右)
(C) dantri, サットンさん(左)とガーさん(右)
(C) dantri
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 格安航空会社ジェットスターパシフィック(Jetstar Pacific Airways=JPA)のホーチミン発ダナン行きBL590便で4日、帰省途中の妊婦が飛行中に産気づき、そのまま機内で赤ちゃんを出産するという出来事があった。  ホーチミン市で工場労働者として働くグエン・ティ・ゴック・ガーさん(26歳)は、里帰り出産のために妊娠9か月で夫と同便に乗り、南中部沿岸地方クアンナム省の実家に帰る途中だった。しかし、離陸から15分後に産気づき、破水。同便に乗り合わせた英国人女性医師の助産により、体重2.7kgの元気な男の赤ちゃんを出産した。  ガーさんと男児は着陸直後に病院へ救急搬送され、母子共に無事だということが確認された。男児を取り上げたのは小児科専門医のフィオナ・ジュリア・サットンさんで、ベトナムを旅行中だった。  サットンさんは7日、同便のクルーと共に病院を訪れ、ガーさん母子を見舞った。サットンさんは、「初めてのベトナム旅行中に赤ちゃんを救うことができていい思い出になった」と語った。  ガーさん夫婦はサットンさんと同便のクルーに感謝の言葉を述べると共に、赤ちゃんのニックネームを「ジェットスター」にすると打ち明けた。  なお、ベトナム上空で赤ちゃんが生まれたのは今回が2回目。2011年にも同社が運航するホーチミン発~ビン(北中部地方ゲアン省)行きのフライトで男児が誕生している。 

[Dan Tri, 07:16 (GMT+7) 05/03/2016, A]
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