ハノイ：フランス人の淫行医師、病院で診察中に御用 [三面]

（C） anninhthudo,　取調べを受けるラローク・オリビエ容疑者

　ハノイ市警察は19日、複数の国でポルノ商品の流通、児童に対する性的虐待及び強姦を働いた罪で国際刑事警察機構(インターポール)に国際指名手配されていたフランス国籍の医師ラローク・オリビエ容疑者(51歳・男)を逮捕した。22日付グオイドゥアティンが報じた。　5月にインターポールから同容疑者の国際指名手配の知らせを受けたベトナム公安当局は、同容疑者がハノイ市ホアンキエム区チャンティエン地区トンダン通りにあるマンションに住んでいることを突き止めた。更に調べを進めていくうちに、同容疑者が全く隠れる様子もなく、市内の病院で医師として働いていることが分かった。　同容疑者の身辺調査を完了した警察は19日、同容疑者が勤め先の病院で患者を診察しているところを踏み込んで逮捕した。警察の取り調べに対し、同容疑者は2000年にベトナムに入国した後、生活費などを稼ぐために病院で非常勤医師として働いていたと供述している。

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