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8月31日午後5時ごろ、中部トゥアティエン・フエ省フォンディエン郡フォンヒエン村のアンロー市場で、店の前に車を止めたのに何も買わないことに腹を立てた店の主人らが、ラオス国籍のベトナム人夫婦に暴行を加える事件が起きた。 ラオス越僑の男性ホアン・クアン・ダイさん(63歳)は、ラオスナンバーの自動車をファン・ティ・トゥー経営の果物店の前に止めた。ダイさんの妻タムさんが車を降り店に立ち寄ったが何も買わず近くの別の果物店に向かったところ、トゥーはタムさんに駆け寄って押し問答になった。これを見たダイさんが仲裁に入ったところ、トゥーとその子供3人はダイさんに殴る蹴るの暴行を加えた。ダイさんは右腕のひじから先がなく、ほとんど抵抗できなかった。 フォンディエン郡警察は翌9月1日、双方の和解を試みたが不調に終わった。ダイさんは「彼らは初めから聞く耳を持たずに私を暴行した。当局による適切な対応を希望する」と語った。同郡警察は、上級機関のトゥアティエン・フエ省警察にこの事件の捜査を移管した。
[Lao dong online, 2.9.2010 | 15:55 (GMT + 7)]
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