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[三面]

内縁の妻殺した男に死刑、両親は犯人隠匿罪

2010/04/20 05:56 JST更新

 ホーチミン市最高裁判所(控訴審)は14日、内縁の妻を殺したとして殺人罪に問われていたファム・ズイ・ニャン被告に死刑と被害者遺族への慰謝料2900万ドン(約14万2000円)の支払いを命じる判決を出した。また、同被告の母親フイン・ティ・チャム被告(42歳)と父親ファム・ホアン・フオン被告(50歳)には犯人隠匿罪でそれぞれ執行猶予付きの禁固2年と禁固1年の判決を出した。  訴状によると、2009年6月5日にビニール袋に入った女性の腐乱死体が川で発見され、その後縫製工場従業員のグエン・ティ・トゥイ・ガンさん(20歳)と判明、警察は捜査の結果、ガンさんの内縁の夫であるニャン被告がガンさんの浮気を疑って殺害したものと断定し逮捕した。  ニャン被告は6月3日に実家に現れ、父親にすべてを話しガンさんの遺体を庭に埋めるのを手伝うよう頼んだが断れたため、今度は母親に頼み2人でガンさんの遺体を橋の上から川に捨てた。父親はこれを知ると、ニャン被告に金を渡し逃亡するよう話していた。  ニャン被告は、自分はガンさんを殺しておらず、両親の証言も事実と異なると無罪を主張していたが、裁判所は「証拠は十分あり、両親の証言も信用できる」として、一審判決と同じ死刑を言い渡した。  

[Nguoi lao dong online, 14/04/2010 | 15:57GMT+7]
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