ハノイ：若手副社長、夢のお告げで盗み働く？！ [三面]

　ハノイ市カウザイ区ジックボン地区警察はこのほど、ICAハイテク開発・貿易サービス株式会社のディン・クアン・トゥイ副社長(24歳・男)を窃盗容疑で逮捕した。　15日午後、ハノイ市カウザイ区ジックボン地区在住の女性グエン・ティ・フオンさん(24歳)から自宅に置いてあったノートパソコンが盗まれたとの被害届を受け、地元警察が捜査したところ、フオンさんと同じ下宿の別の部屋に住むトゥイ容疑者が浮上した。トゥイ容疑者は警察の取り調べで容疑事実を認めたが、動機については「3日間連続で夢に老人が出てきて『盗みを働かなければ事故死する』と予言されたから」と供述している。　トゥイ容疑者逮捕の知らせを聞いたICA社のグエン・クアン・ブー社長は「トゥイは十分な収入を得ており、金銭に不自由はなかったはず」と語った。しかし警察は、犯行現場の指紋をふき取るなど隠蔽工作が巧妙であったことからトゥイ容疑者の供述は信用できないとして追及を続けている。

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