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[三面]

犬へのののしり誤解された男性、暴行受け死亡

2008/11/27 09:21 JST更新

 メコンデルタ地方ティエンザン省人民裁判所は22日、傷害罪に問われていたボー・バン・ザウ被告に対し、懲役8年と被害者の家族に対する1億2700万ドン(約72万円)の賠償を命じる判決を出した。  この事件は2007年6月10日、ゴー・バン・トーさんという男性が友人の家を訪れた際に起きた。トーさんは以前この友人に自分の家の子犬をプレゼントしていたが、この犬が警戒心をむき出しにして自分にほえ続けたため、「おれが誰だか分からないのか。肉にしてしまうぞ」とののしった。そのとき隣の家にいたザウ被告はこれを耳にし、トーさんの言葉を自分に向けられたものと思い込み罵声(ばせい)を浴びせ返すと、トーさんに駆け寄り頭部を殴って気絶させた。トーさんは病院に運ばれたがその後死亡した。  この事件については、地元の機関が司法解剖した結果、トーさんの死因は持病によるもので殴られたためではないとの結論が出されたため、ザウ被告は当初起訴されなかった。しかしトーさんの家族がこの決定に異議を申し立て再捜査が行われた結果、死因は殴られたことによるものとの結論が出された。  

[VTC News, 23/11/2008 15h03 (GMT+7)]
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