数百トンの乾燥炉、試運転直後に倒壊し2人死亡 [三面]

　中部高原地方ダクラク省のエオダー工業地区にある農産物加工工場で22日午後6時ごろ、高さ30メートル、重量数百トンのトウモロコシ乾燥炉が試運転開始直後に倒壊し、運転室が押しつぶされるという事故が発生した。この事故でダン・バン・チャウさん（32歳）、ブー・スアン・ゾアインさん（25歳）の2人のエンジニアが死亡、その他3人が重傷を負った。　この農産物加工工場は約300万米ドル（約3億3000万円）をかけて建設、先ごろ竣工したばかりだった。倒壊した乾燥炉はタイ企業の設計で、1時間当たり100トンの処理能力を持つとされていたが、試運転開始後3秒でがれきの山になってしまった。

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