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中部高原地方ザライ省アンケー町で7月28日、警察が停車命令を無視したバスの運転席に向け催涙ガスを噴射し、乗客を乗せたバスが危うく川に転落しそうになる事態が起きた。 同日午前、検問を行っていた警察は1台のバスに停車するよう命令したが運転手はこれを無視、そのためパトカーで追跡し運転席に向け催涙ガスを噴射した。運転手はガスを吸って運転に支障をきたし、川へ落ちる寸前でバスを停車させるとすぐ逃走した。バスの車内を捜索した警察は、約1500個の密輸タバコを発見した。また、催涙ガスが立ち込めた車内では乗客40人すべてが涙や吐き気の症状を訴え、子供1人が病院へ緊急搬送された。 警察は催涙ガスの噴射を公務執行妨害に対する正当な行為であったと主張。現在、運転手の行方を追っている。
[2007年7月29日 VnExpress]
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