インターナショナルスクール教諭、児童家族を恐喝 [三面]

　ホーチミン市タンビン区警察は7月25日、インターナショナルスクールのグエン・トー・ニャン教諭を恐喝罪で逮捕した。　この事件の発端は7月11日午前、同市ホックモン郡在住のグエン・ティ・マイさんの携帯電話に送られてきた、5000万ドン(約38万円)を支払わなければ家族に危害を加えるとのメッセージだった。同日午後に帰宅したマイさんの娘でタンビン区のインターナショナルスクールに通うスアン・ニーちゃんの鞄からも、メッセージと同様の内容の手紙が発見された。　その後も犯人はマイさんの携帯電話に恐喝メッセージを送り続け、24日にはファン・スアン・ロック名義の銀行口座に5000万ドンを振り込むよう指示してきた。通報を受けた警察は緊急配備を敷き、タンビン区のATM（現金自動預払機）コーナーで犯人が指定した口座から現金を引き出そうとしたニャン教諭の身柄を確保することに成功した。　警察はニャン容疑者からファン・スアン・ロック名義のキャッシュカードを押収し、犯行動機などについて追及している。

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