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北中部地方ゲアン省イエンタイン郡ハウタイン村(xa Hau Thanh, huyen Yen Thanh)のダムで11歳の少女が父方の祖母に溺死させられた事件で、同省人民裁判所は22日、殺人罪に問われていたファム・ティ・フオン被告(女・67歳)に禁固12年の有罪判決を下した。
フオン被告が幼い頃から自分の手で育てていた孫娘のN・T・Tさん(11歳)は事件当日、電動自転車に乗って外出し、友人の誕生日パーティーに参加。その帰り道で自転車に乗った祖母と偶然出くわした。「ダムで水浴びがしたい」という祖母の願いを聞いたTさんは祖母を電動自転車に乗せて村内のダムに向かった。
ダムに向かう途中で2人は、親孝行もせず酷い態度を取っていたTさんの父親のことで言い争いになり、これが犯行の引き金となった。息子に恨みを持っていたフオン被告はTさんを殺害することを思いつき、「背中を洗い流してほしい」と頼んだ後、泳げない孫娘をダムに突き落とし溺死させた。
裁判所は16歳未満の殺害や残忍な犯行であることを考慮し、重い刑を下した。