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北中部地方クアンビン省でこのほど、同省の少数民族向け寮制高校に通う17歳の女子高生が寮で出産し、生まれたばかりの男児を寮のトイレに置き去りにする事件が起きた。
この女子高生は、赤ちゃんを置き去りにした後、大量出血したため同級生と病院に行ったが、「お腹が痛くなり出血した」と嘘をついていた。
トイレから赤ちゃんの泣き声が聞こえることに気付いた教員らが見に行くと、へその緒と羊膜がついたまま土や木の葉に覆い隠された男児を発見。赤ちゃんは体重1.9kgで、足の冷えや低体温の危険な状態で発見された。
赤ちゃんは直ちにドンホイ市のベトナム・キューバ・ドンホイ友好病院に救急搬送され、治療を受けて健康状態は安定しているが、現在も新生児室で経過観察中だという。