ホーチミン市10区警察は4日、内縁の妻に煮立った油を浴びせて大やけどを負わせたファン・ゴック・ソン容疑者(44歳)を傷害の疑いで逮捕した。
警察の調べによると、ソン容疑者とバン・フエ・ギーさん(37歳)は長年夫婦同様に同居して生活していたが、同容疑者は最近ギーさんが浮気をしているのではないかと疑いを持ち、しばしば問い詰めることもあったという。ギーさんは浮気を否定していた。
3日午前1時半ごろ、ソン容疑者が揚げ物をしているときにギーさんが仕事先から帰り、同容疑者は「今会っていた男の電話番号を教えろ」と要求。しかしギーさんに相手にされなかったため、約10分後に横になって休んでいたギーさんの体に煮立った油を浴びせかけた。その後ソン容疑者はタクシーを呼んでギーさんを病院に連れていった。