北部ニンビン省警察は23日、同省ニンビン市ニンソン地区ビックダオニュータウンで起きた強盗殺人事件の容疑者として北中部タインホア省出身の食堂従業員タン(17歳・男)を逮捕した。この事件の被害者はマイリンタクシー運転手ルオン・ハイ・ハオさん(28歳・男性)で、同日早朝に首や胸を刃物で刺されて死亡しているのが発見された。
警察の調べによると、タン容疑者は前日の22日午後7時ごろ、自宅(借家)近くに停車していたハオさんのタクシーに目を付け金品を奪う目的で乗車、人通りの少ない場所に差し掛かったところで停車させるとハオさんの首を刃物で切り付け、さらにハオさんの胸を2回刺しとどめをさして財布などを奪った。その後同容疑者は自宅に返り血を洗い流し、勤務先の食堂で働いていた。タン容疑者は3月14日に実家を出てニンビン市に来たばかりだった。