ハノイ市のハンダイ競技場近くの通りで18日午前、バイクタクシー運転手のディン・コン・フンさん(23歳・男性)が半年前にだまされて現金を奪われた女を偶然発見、捕まえて警察に突き出すという出来事があった。
捕まったのは北中部タインホア省出身のグエン・ティ・ティン(33歳)。フンさんによると、半年ほど前ティンはハノイ師範大学教員のフオン(27歳)と自称してフンさんに近づき、同大学の警備員の仕事をあっせんするともちかけ、紹介料として700万ドン(約3万8000円)を受け取ると行方をくらましていた。それ以前に2人は性的関係を結び、フンさんはティンを自分の家族に紹介していたことが分かっている。
ティンは捕まった際もフオン名義の教員証を持っていた。ティンは道で拾った大学の教員証の写真を自分の写真と張り替えて使用していたと供述している。