ハノイ市のノイバイ空港でこのほど、同空港に到着したタイ航空TG682便の航空貨物の中から700匹のヘビが発見された。
この荷物はインドネシアから送られたもので、申告書には生鮮魚と記載されていた。飛行機は予定どおりノイバイ空港に到着したが、規定の時間内に荷物の受取人が現れなかったため、貨物サービス会社の職員が荷物に記載された受取人の携帯電話番号に電話をかけたが、結局つながらなかったという。同日午後になって荷物が異臭を放ちはじめたため、職員が開封したところ、約700匹のヘビが見つかった。結局受取人とは連絡が取れず、貨物サービス会社はこれらのヘビを焼却処分した。
規定では、動物の運搬には許可書や差出人と受取人の氏名・住所が必要とされている。今回のケースでは住所がはっきりと書かかれていなかったため、密輸品と見られている。